「岐路に立つ中国漁村~乱獲の果てに~」NHK ドキュメンタリーWAVE

中国漁村

ドキュメンタリーWAVE「岐路に立つ中国漁村~乱獲の果てに~」

去年、三陸沖の公海上に出現した中国漁船がサンマを捕獲し、
その影響で日本でサンマが捕れなくなっている、という報道が大きく出た。

なぜ、中国漁船は、こんなに遠くまで出て来るのか。
その真相を探るべく中国で最も漁業が盛んな地域のひとつ、浙江省のある漁村にカメラが入る。

浙江省の漁師たちが主な漁場としているのが、東シナ海。
「魚のゆりかご」とまで言われる豊かな海が、今、危機的な状況に陥っている。
豊かだったゆえに、この海には乱獲の歴史が繰り返されてきた。

かつて60~70年代は、日本と韓国がそこで乱獲をした。
その後、その状況をさらに悪化させたのは、中国の漁船。
経済発展と共に庶民への魚食が広がり始め、中国は東シナ海の魚を求め大挙して押し寄せたのだ。

そのため、今ではほとんど大きな魚は捕れず、小魚ばかりが目立つ。
そんな状況の中、少しでも漁獲を上げようとものすごく小さい網目の漁網を使い、小魚まで根こそぎ捕っている。幼魚の魚も多く、将来の資源枯渇に拍車をかけている。
そんな中、生活が成り立たなくなった漁師が続出。
廃業に追い込まれたり、漁業を諦めようとする人々が多くでているのだ。
廃墟になった漁村もちらほらでており、漁村の存続さえ危ぶまれる事態に追い込まれている。

どうやったら漁村の崩壊を食い止められるのか。
村や漁師の現状を追いかけながら、
今、岐路に立たされている中国漁業の実態をドキュメントしていく。

ドキュメンタリーWAVE「岐路に立つ中国漁村~乱獲の果てに~」
放送:3月13日(日) 22:00~22:49
再放送:3月17日(木) 18:00~18:49

ディレクター:何祖杰
プロデューサー:永野浩史

 

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