【世界はTokyoをめざす ケイリン第3弾】新人AD相原 編集後記

はじめまして。今年4月に入社しました新人の相原千尋です。当番組の編集作業のアシスタントが、初の仕事となりました。それがオリンピックに向けて奮闘する選手たちを追いかけたスポーツドキュメンタリーだったので、一つの因縁を感じました。実は、自分自身、学生時代日本のトップを目指してトライアスロン競技に取り組んできたこともあり、世界の頂点を目指して奮闘する選手たちの日々の取り組みには非常に興味がありました。また、これまで様々なスポーツドキュメンタリーを見てきましたが、競技に取り組んでいく上で勉強させられてきましたしかし、実際に自分が番組制作に携わることとなって、普段、テレビでも見ることのできない選手たちの子細な表情や精神面など、裏側を見ることができるのではないかと非常に楽しみでした。

いざ番組制作に携わってみると、これまで自分が真剣に取り組んできたつもりでいた競技に対して思うところがありました。それは「本当に納得するまでやり切ったのか。何かが足りなかったのではないか」ということです。また、もう一つ気が付いたのは、これまで非常に守られた環境にいたということ。その良い環境に応えることが来たのか、環境を整えてくれた人のことまで考えて取り組んでいたのか、ということを考えさせられました。もし、自分が納得するまでやり、しかも自分を支えてくれているみんなのことも思ったら、取り組む姿勢が変わったのではないか。そして、そこまで頑張ってやったならたとえ結果が出なくても次の場所に行ったらそこでも必死にできるはずだと思うのです。やりつくした感を持てなければ、次の場所で心がふわふわして結局、「今、何をするべきか」という本質を見失ってしまうのではないかと、感じました。だから、一流選手になった人、もしくは良い結果は出せなかったがそこを目指して全身全霊で臨んだ人は、何をやってもうまくいくのではないかと、考えさせられました。

それでも、私はこれまでトライアスロン競技をやってきて、スポーツドキュメンタリーに登場する一流選手の考え方、競技への姿勢は勉強できました。それを見ることで自分自身の競技生活に与えた影響は大きかったのは事実です。ですので、一流選手の影響は、私のような名もなき選手にとってとても大きく、1つのテレビ映像が、その後の競技人生、またその人の人生そのものに大きく影響することがあるといっても過言ではないと思います。私は、競技でうまくいかなかったからこそ、その反省を生かしながらテレビというメディアを通じて、未来の選手たちに間接的にでも良い影響を与えられるような番組作りをしたいと思います。これからは、この映像制作という場所で悔いが残らないよう全力を尽くしていきたいと思います。

2019年6月21日
相原

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